「 年別アーカイブ:2019年 」 一覧
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死にかけている人に遺言を作成してもらうことはできるのか
2019/02/22 -遺言
遺言するにも「能力」がいる 遺言をつくる「能力」といわれると、「私、遺言なんて大それたものを作るなんてできるかしら?」みたいな話が出てくるでしょうが、そういう話ではありません。 法律用語として「遺言能 ...
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東京弁護士会中小センター編『これだけは押さえておきたい! 事業承継支援の基礎知識』
2019/02/19 -Books
書店によっては既に販売が開始されているそうです。 お世話になっている先生方がご執筆されている書籍になります。 概要は伺っているのですが、弁護士だけでなく、関連支援団体にとっても、わかりやすく良いものに ...
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利益相反取引の規制のルール(3)
2019/02/15 -会社法
前回までの続きです。 間接取引は具体例ごとに考えるほかない? 間接取引の基準としては「 外形的・客観的に会社の犠牲において取締役に利益が生ずる 」というのがあるのですが、結局、具体例によるとしか言いよ ...
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利益相反取引の規制のルール(2)
2019/02/12 -会社法
前回の続きです。 前回記事はこちら。 利益相反取引には2種類ある 利益相反取引には二種類あります。 会社法356条1項の2号のものを「直接取引」、3号のものを「間接取引」と呼び、それぞれ区別しています ...
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利益相反取引の規制のルール(1)
2019/02/08 -会社法
過去掲載した利益相反取引の記事のアクセスが伸びている状況です。 実務に出てからも、案外利益相反取引の境界線は曖昧なところかと思います。 私のほうで、「現時点での理解」として、何回かに分けて書いていく予 ...
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株式の価額の計算方法(その3)
前回までの続きです。 原価厨のコストアプローチのメリット・デメリット 前回解説した、原価厨の「コストアプローチ」ですが、この方法の最大のメリットは、他の方法に比べて、明確に決まりやすいということです。 ...
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株式の価額の計算方法(その2)
前回の続きです 価額の決め方3方向 ところで、なんだかよくわからない物の値段を決めるとき、あなたならどうやって決めるでしょうか。 価格の決め方と同じ2方向 いわゆる「原価」がいくら掛かるかどうかから考 ...
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株式の価額の計算方法(その1)
2019/01/29 -Valuation
上場していない会社の株式の価値はどうやって決めるのか 上場している会社の株式の価値は、よくわかります。 いわゆる株式相場を見ればいいわけです。 しかし、非上場会社の株式は、どうやってその現在の価値を計 ...
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使える株式譲渡契約書のひな形が掲載されている書籍
弁護士も全ての契約書をイチから作成しているわけではない 弁護士も、全ての契約書をイチから作成しているわけではありません。 これまでの先人の知恵(≒ひな形など)を活用し、お客様の要望する形をつくっていく ...
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事業を承継する意思があるなら資料をPDFなどの電子ファイルにしておくべし
2019/01/22 -弁護士と事業承継
「社長しかわからない」という会社情報はよくある 誰かに事業を引き継ぐときに特に問題となるのが、「社長に聞いてみないとわからない」ということが多いということです。 社長が元気なら、それもできるでしょうが ...
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知らない相続人が出てくるなんてことは、案外ある
2019/01/18 -弁護士と事業承継
弁護士になってから思うのは、いわゆる「妾の子」が多いということです。 亡くなられた方は当然思い至るところがあるのですが、遺族はそんなこと知らないわけです。 特に遺言などを作っていないような場合、突然「 ...
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自筆証書遺言に関するルールについての法務省のQ&Aが掲載されました
2019/01/15 -遺言
自筆証書遺言とは 自筆証書遺言は、弁護士・公証人などの専門家の協力なく、自分ひとりで作成できる遺言です。 特徴は、次のとおりです。 ペンと印鑑と便箋があれば作成できる。 証人や公証人は不要 日付の記載 ...
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親族に株式を引き渡す前に、相続対象となる財産を整理しよう
2019/01/11 -弁護士と事業承継
売買で株式を渡すのでなければ、どうしても相続の話が関わってくる 「会社の株を、息子に譲った」ということは、よく訊く話です。 ただ、(贈与税のことを気にすることはあっても)「相続に関わるかもしれない」と ...
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あけましておめでとうございます。
2019/01/09 -未分類
新年の挨拶です。 今年も、みなさま、よろしくおねがいします!