承継直後はよく分からず契約しがち?
事業を承継した直後は、誰でも、「右も左もわからない」という状況を経験します。
それは、会社の生え抜きであってもそうです。経営とは、慣れないとできないのです。
最近、「求人広告詐欺」が増えています。事業承継直後の会社がその被害者になることがあります。
求人広告詐欺とは
関東圏を中心とした業者から、電話やファックスなどの方法で突然会社に連絡が来ます。
「人材不足にお悩みでないですか?無料キャンペーンですから、一度やってみませんか?」などと勧誘を受けるそうです。
そして、掲載料はかからないと考えて申込書を送ったところ、その書面に、自動更新後は有料である旨などが記載されているのです。毎月の費用が数十万円と高額な事例も多数あります。
このトラブルは、2018年夏ころから増えはじめました。とくに、2018年11月ころから現在にかけては被害が急増しています。
人手不足の状況は解消しにくい問題です。だからこそ、今後も上記類型のトラブルがさらに増えるのです。
注意することは?
無料をうたう勧誘を受けて求人広告を申し込むにあたっては、必ず、掲載料の記載がないかをチェックしてください。
仮に契約してしまい、掲載料の請求を受けた場合でも、弁護士が対応し支払義務を免れることができることがあります。そのような業者の申込書は、内容が詰めきれておらず、穴がある場合も多いです。弁護士がその穴を突き、対応していくわけです。
実際に支払いを免れることができた実績もあります。
ぜひ、弁護士にご相談ください。